タカラスタンダードのシステムキッチンを選ぶお客様はどんな人?

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A.それはもうお手入れ面ですね。ホーローという素材を気に行って選んでくださるお客様が多いですから。毎日使うものなので、お手入れしやすいものという方は結構多いです。

Q.クリナップ、サンウエーブでも全く同じことを言われていたのですが、強いてタカラさんが言うお手入れのしやすさとは?

A.クリナップ、サンウエーブはどこがお手入れ簡単だとおっしゃってました?

Q.ホーローとステンレスの違いだったりとか、例えばシンクが人工大理石になった場合、継ぎ目がなかったりとか。サンウエーブさんでは、ステンレスのものに”デュアルコートシンク”と言って汚れの浮き上がってくる天板を使っている、というような形とか。

ちょっと調べさせてもらったらタカラスタンダードだと人工大理石のシンク部分はなかったり、エンボス加工もそれほど力を入れてなかったり、ということですが、それでも強いてお手入れのし易さ、という部分はどこなんでしょう?

A.まず「なぜ人工大理石のシンクをやらないか?」という理由は人工大理石と言っても樹脂製なんですね。樹脂にはやはり傷が付くもので、その傷の中に雑菌が染み込み繁殖する、という事が考えられるわけです。

浴槽のようなものと違って、キッチンのシンクは直接口の中に入るものを扱ってます。ですからそこに雑菌が繁殖したら不衛生ではないかと。逆に、クリナップもおっしゃると思うのですが、ステンレスという金属は雑菌の繁殖がしにくいと思うんです。なので、水槽の部分は人工大理石のシンクも造りません。

技術面では、タカラスタンダードは人工大理石天板を自社で造れる工場を持っているので、いつでもできるんです。ただ発売しないのは、そういう理由です。それからシンクの中のデュアルコートですが、これは永久的ですか?

Q.永久的ではないという見解ですか?

A.はい、そうです。「どうなんだろう?」という疑問ですね。永久的だとおっしゃるんなら、それはそれでイイと思うんですが、コーティングというのを私どもはあまり信じないんですよ。それと、お手入れがしやすいというのは扉、キャビネットの中身など一番お客様が手入れを面倒に感じるところなんですね。

天板とかシンクの中というのは、普段目に付くのでお客様はよく掃除されると思うんですが、扉やキャビネットの中身というのは殆どの方が面倒くさいと思うと思うんですよ。で、そういうところが汚れたままほったらかしになっていても、時間が経ってしまっても落ちる、中に染み込まないというところがホーローのイイところだと思います。

Q.そういった意味でお手入れがしやすい、と?
A.そうです。で、この性能・性質は普遍的なもので半永久的なものなんです。だから長年お使いいただく中で、性能が変わることではないのでご安心いただきたいと。

Q.なのでなおさらデュアルコートコーティングでいいのか?ということですね?
A.そうです。