クリナップのショールームでは、３０年以上前のクリンレディと現行のクリンレディとの比較をできるショールームがあります。

↓３０年以上前のクリンレディといってもほとんど流し台と呼ばれていそうな古いキッチンですが・・・(爆

システムキッチン クリナップ ３０年前のクリンレディ
昭和の香りが漂っていますね(笑

システムキッチン クリナップ ３０年前のクリンレディ②
こっちからみても昭和でしょ・・・(爆

システムキッチン クリナップ オールスライド収納解説

システムキッチン クリナップ オールスライド収納解説
８動作と３動作は言い過ぎな気もしますが。

システムキッチン クリナップ ３０年前のクリンレディ 収納
従来の開き扉による収納

システムキッチン クリナップ ３０年前のクリンレディ 収納
シンク・コンロ下は開き扉
真中は３段引出し

現行のクリンレディ

システムキッチン クリナップ クリンレディ現行
けっこう、スタイリッシュになりましたか・・・(爆

システムキッチン クリナップ ステンレス特徴

システムキッチン クリナップ ステンレス特徴

クリナップのショールームへ足を運ぶとソリューションタワーという展示物があります。

システムキッチン クリナップ ソリューションタワー 全景

システムキッチン クリナップ ソリューションタワー②

システムキッチン クリナップ ソリューションタワー③

システムキッチン クリナップ ソリューションタワー④

ソリューションタワーには一般的な4人家族の家庭のキッチンに収められているキッチン用品が展示されています。
日本の食文化は和洋中さまざまな食文化があるため器具や食品が多いそうです。

現行の引き出し式+フロアコンテナのシステムキッチンには全て下の収納部分に収まりますが、
昔ながらの開き扉式のキッチン（流し台と呼ばれるかもしれませんが・・・）には、残念ながら全て収まりません。

クリナップのシステムキッチンの最大の特徴は天板だけでなくキャビネットの内部まですべてステンレス製でできているところです。

タカラスタンダードが高品位ホーローにとことんこだわるように、クリナップはステンレス製のシステムキッチンにとことんこだわっています。

大きなフルモデルチェンジがあったのは、中価格帯グレードの『クリンレディ』がオールステンレス製にフルモデルチェンジをした2011/6ではないかと思います。

クリナップ クリンレディ キャビネット構造

従来は高価格帯グレード『S.S』のみオールステンレス製のキャビネット構造でしたが、2011/6に中価格帯グレードの『クリンレディ』にもオールステンレス製のキャビネット構造を導入した経緯があります。

システムキッチン クリナップ ステンレスキャビネット構造 内部

高価格帯グレード『S.S』と中価格帯グレードの『クリンレディ』のステンレス素材には違いがあり、
高価格帯グレード『S.S』は18-8ステンレス（ステンレスといえば普通はこちら）
中価格帯グレードの『クリンレディ』は次世代ecoステンレス『NSSC FW1(フォワード・ワン)』という新しいステンレスを採用しました。

クリナップ システムキッチン ステンレスキャビネット構造

システムキッチン クリナップ ステンレスキャビネット構造 全景

システムキッチン クリナップ ステンレスキャビネット構造 背面

システムキッチン クリナップ ステンレスキャビネット構造 右側

システムキッチン クリナップ ステンレスキャビネット構造 左側

システムキッチン クリナップ ステンレスキャビネット構造 引出し底板

タカラスタンダードのシステムキッチン 高品位ホーローと比較してみるとおもしろいですよ！

タカラスタンダードの高品位ホーローの特徴（高品位って何？）

クリナップ クリンレディが東日本大震災を乗り越えフルモデルチェンジ

　クリンレディがステンレスキャビネットを標準装備
クリンレディのステンレスは新しいステンレス素材『NSSCフォワードワン』

世界初！ 次世代ecoステンレス『NSSC FW1(フォワード・ワン)』を使用
・FW1はeco新素材
省レアメタル(Cr14％、Ni0％)
従来のSUS304に比べ、レアメタルであるクロム(Cr)とニッケル(Ni)を約46％も削減。地球環境にも優しい素材です。

・FW1の中身
微量スズ(Sn)添加
古くから食器などにも使われてきたスズ(Sn)を少しだけ加えた新鋼種「NSSC FW1」。
これにより耐食性と加工性を向上させることに成功しました。

・FW1の将来性
第三の代表鋼種
NSSC FW1は、ステンレス鋼の発明から約１００年が経過しようとする現在において、
２大鋼種(SUS304･SUS430)に並ぶ第三の代表鋼種の候補として期待されています。
２０１０年日経優秀製品サービス賞・最優秀賞、日経産業新聞賞など、市場からも高い評価と注目を集めています。(素材で選ばれたことは初)

クリーンを可能にするのはステンレス

①キズがつきにくい
ステンレスは水や熱に強く、しかもキズがつきにくい。

②ヨゴレがつきにくい
ステンレスは表面の不動態皮膜が内部を保護するため錆にくく、また汚れが染み込みにくいので嫌な臭いも残りません。

③人にやさしい
ステンレスはカビが繁殖しにくく、VOCも発生しません。

④環境にやさしい
ステンレスは耐久性に優れ、リサイクル率も80％を超えます。

美サイレントシンク：特殊エンボス加工＋eコート(親水性のセラミックス系特殊コーティング)

排水口フタ→ステンレス製eコート(親水性のセラミックス系特殊コーティング)
うきうきポケット：従来の引出重い構造→回転運動を応用した新開発のポケットアップ機構でより軽く、なめらかにポケットが上昇

クリナップ システムキッチン システムバス ｅコートステンレスアイテム
排水口フタもステンレス製へ進化しました。

レンジフード
洗エールレンジフード･とってもクリンレンジフードでクリナップのシステムキッチンの約７割のユーザーが採用

システムキッチン クリナップ クリンレディ レンジフード とってもクリンフード リーフプレートもステンレス製へ

とってもクリンレンジフードのリーフプレートもステンレス製へ

標準仕様で、コンロ・レンジフードがブラック→シルバー仕様へ

新旧クリンレディ比較（基本プラン/Dクラス）　W:2550mm

598,000円～　機能アップで価格はそのまま

Sクラス ￥948,000-
Aクラス ￥870,000-
Bクラス ￥786,000-
Cクラス ￥679,000-
Dクラス ￥598,000-

従来のクリンレディ
①木製キャビネット
②メラミン引出底板
③うきうきポケット
④ステンレスワークトップ
⑤樹脂製排水フタ
⑥洗剤ラック
⑦艶消し扉(Dクラス)
⑧ブラック機器(コンロ・レンジフード)

新クリンレディ
①ステンレスキャビネット
②ステンレス引出底板
③うきうきポケット(新機構)
④プラスエンボスワークトップ
⑤ステンレス製排水フタ(eコート付)
⑥クリンラック
⑦光沢扉(Dクラス)
⑧シルバー機器(コンロ・レンジフード)

■新旧クリンレディ ライトパッケージ比較（基本プラン/Dクラス）　W:2550mm

旧クリンレディ ライトパッケージ
498,000円～　機能アップで価格はそのまま

Sクラス ￥848,000-
Aクラス ￥770,000-
Bクラス ￥686,000-
Cクラス ￥579,000-
Dクラス ￥498,000-

A:収納性ですね。
あと、素材でいうとステンレス仕様のキャビネット構造をもつシステムキッチンのラインナップが多いです。

システムキッチン クリナップ ステンレスキャビネット構造 全景

Q：他のメーカーにはない収納性ということですか？
A：他のメーカーさんにもそれぞれの良さ、特長があると思いますが、細かい所が良く考えられている、という点です。

Q：例えばどんな所ですか？
A：「お鍋にはこんな大きさがあるからこの引き出し」みたいな感じですね。料理の時の動線で「この辺りで調味料をよく使うからボトルの調味料が入る引き出しはここに持ってきました」という感じもそうですね。こういう部分はショールームに来て体感していただいた方が分かりやすいと思います。

システムキッチン クリナップ 収納例 下段 シンク下

フロアコンテナにポータブルガスコンロ+土鍋やストック用ガスボンベまで収納可能です。

Q：実際にショールームに来る人がクリナップに決めてもらいうるお客さんですか？
A：そうだと思います。これはキッチン全体ではわからないですね。「とにかく安くていいから」と、知識のないまま決められているお客様もいらっしゃると思うので。